チューリッヒ大学博士課程学生のDonikë Sejdiuさんが、4月8日から1週間、新潟大学を訪問してくれましたので、セミナーを開催しました。
考古ゲノミクスセミナーと題して、Donikëには
“Herbarium genomics traces Phytophthora infestans lineage that caused the Irish Potato Famine into 20th century Europe and Japan.”
(ハーバリアゲノミクスによる、ヨーロッパと日本で20世紀にアイルランド飢饉を引き起こしたジャガイモ疫病菌系統の発見)
というタイトルで発表をしてもらいました。
本セミナーは全学に周知して、オンライン併用で行いました。
質疑応答では、農学部らしく育種と関連した質問や、医歯薬学部や人文学系からの参加者から考古学や医学、ゲノミクスに関する質問も出て、活発な議論となりました。
1週間の滞在中は一緒にディスカッションをしたり、お互いが知っている解析方法を共有しあったり、弥彦山にも行きました。
私が日本に帰国して以来、半年ぶりに会いましたが、変わらないフランクさで、とても楽しい1週間でした。
おかだ